我々の役割。


感性や思考力を養っていく為に、自由やチャレンジ、経験の場を与えてあげる。
ただ、経験の場を与えるだけでは、彼らの心は動かない。

負けて、「悔しい!」だけで終わる子。
言い訳して終わる子は、今の時代も多い。(自分もそんな時期もあった~笑)

負けて悔しい!
そこから技術、アイデア、判断力、フィジカルの重要性を理解させてあげる。
自力で行動を起こさせるまでの指導力が我々に求められている。

先日も、SCD主催の第5回岡崎慎司CUPに、茅ヶ崎スペリオル5年生が中心となって参加させてもらい、決勝戦で名古屋グランパスU-12と戦える最高の機会を得た。
試合は残念ながら負けてしまいましたが、何人かは彼らと互角以上に戦っていた。
J下部と堂々と戦う技術とチャレンジする逞しいハートをもってプレーする姿には感動させてもらった。
勿論、そんな彼らと違って
自分の力が全く通用しない子、ベンチでガチガチな表情で静か~に戦況を見守って座っていた子もいた。

やはり、この大会を良い経験、良い思い出で終わらせないよう、彼らの心に火をつけないといけない!
燃えつきない程度に・・笑

人の心を動かすなんて、簡単な事ではないが・・
今回のような、変われるチャンス、きっかけの場を我々が活かす。
先ずは、我々が悩んで悩んで子供達と向き合ってチャレンジしていかなければ、本気でサッカーに向き合い自力で行動していくサッカーマンは育たない。

シュートも今、スクール、Jr.ユース、高校へと長期的な視野で選手、保護者と共に成長していける環境は少しずつ整いつつある。
指導者としての考え、役割、責任を今一度整理し子供達の心を動かせるようスタッフと共に力を注いでいきたい。



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